闘将!!拉麺男 炸裂超人一〇二芸【ファミコン】徹底解説|1988年発売・ゆでたまご原作のアクションアドベンチャーを振り返る

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はじめに|キン肉マンのスピンオフが舞台のアドベンチャー×格闘アクション

※記事内の画像は全てイメージです。実際の製品・写真とは異なります。

1988年8月10日、バンダイからファミリーコンピュータ向けに定価5,800円で発売された『闘将!!拉麺男 炸裂超人一〇二芸』は、ゆでたまご原作の人気漫画『闘将!!拉麺男』を題材とした、コマンド選択式アドベンチャーと格闘アクションを組み合わせたゲーム作品です。

『闘将!!拉麺男』(読み:たたかえ!!ラーメンマン)は、ゆでたまごの代表作『キン肉マン』に登場する超人キャラクター・ラーメンマンを主役に据えたスピンオフ漫画であり、集英社「フレッシュジャンプ」にて1982年から1988年にかけて連載されたのち、本作発売と同年である1988年にはアニメ化もされた人気作品です。

本作ゲームは、原作に登場する三悪人「金龍・白竜・黒竜」との決戦を軸に、ラーメンマンが「超人一〇二芸」を習得しながら旅をするというオリジナルストーリーを展開しています。フィールド探索のアドベンチャー要素と対戦格闘風のバトルシステムを組み合わせた構成は、1988年当時のジャンプ系キャラゲーとしては意欲的な試みでした。本記事では、基本情報からゲームシステム・原作の概要・評価まで詳しく解説いたします。


第1章|基本情報・スペック

ピコピコ大百科・ファミコンソフト一覧データベース(mobajie.com)・NAVER まとめ(攻略資料)など複数の公的ソースで確認した基本スペックは以下の通りです。

項目詳細
タイトル闘将!!拉麺男 炸裂超人一〇二芸
読みたたかえ!!ラーメンマン ざれつちょうじんいちまるにげい
機種ファミリーコンピュータ(FC)
発売日1988年8月10日
発売元バンダイ
ジャンルアドベンチャー(アクションアドベンチャー)
定価5,800円
容量2MB+64KRAM
権利表記©1988 バンダイ
プレイ人数1人

タイトルの読み方については注意が必要です。「拉麺男」は「ラーメンマン」、「炸裂」は「ざれつ」、「超人」は「ちょうじん」、「一〇二芸」は「いちまるにげい」と読みます。「一〇二」は漢数字で「102」を意味しており、超人拳法の技の数を指しています。

なお本作の発売元はバンダイですが、開発を実際に担当したのは新正工業株式会社(レトロゲームの説明書保管庫の記述より)とされています。


第2章|原作漫画『闘将!!拉麺男』について

本作の理解を深めるために、まず原作漫画について解説いたします。

Wikipedia・ピクシブ百科事典・Weblio辞書(Wikipedia転載)で確認できる原作の概要は以下の通りです。

『闘将!!拉麺男』(たたかえ!!ラーメンマン)は、ゆでたまごによる日本の漫画作品です。同作者の別作品『キン肉マン』に登場するキャラクター・ラーメンマンを単独の主役としたスピンオフ作品であり、集英社「フレッシュジャンプ」にて1982年8月号(創刊号)から連載が開始され、1988年まで続きました(全12巻)。『キン肉マン』『キン肉マンⅡ世』を除けば、ゆでたまごの作品の中では最も長く連載された作品とされています。

作品の舞台は帝政中国(時代設定は厳密には定義されていないとされています)で、架空の中国拳法「超人拳法」の継承者であるラーメンマンの修行と戦いの旅を描いています。超人拳法の技の数は102通あり(「超人一〇二芸」)、これがゲームのサブタイトルにも採用されています。

なお、ゆでたまご自身が『闘将!!拉麺男』は『キン肉マン』とはパラレルワールドであり直接の繋がりはないとインタビューで明言しています(ピクシブ百科事典・Weblio辞書より)。ゲームのサブタイトルにも使われているこの「超人一〇二芸」については、Weblio辞書(超人一〇二芸の項目)でも「架空の中国拳法である超人拳法の技を指す」と解説されています。

1988年にはアニメ化もされており、本作ファミコン版の発売(1988年8月10日)は、ちょうどアニメ放映と同年に当たります。


第3章|ゲームのストーリー|三悪人編をベースにした旅立ち

ピコピコ大百科・レトロゲームの説明書保管庫が確認するゲームのストーリーは以下の通りです。

修行寺に籠もり、老師のもとで超人拳法の修行を続けていたラーメンマン。ある日、修行寺から3人の悪人「金龍・白龍・黒龍」が脱走したとの報せが入ります。主人公の拉麺男(ラーメンマン)は、老師から「闘龍極意書」を授かり、超人一〇二芸を習得しながら旅を続け、3人の悪人を倒すために冒険へと旅立ちます。

ピコピコ大百科の表記では「脱走した3人の悪人、金龍・白竜・黒龍を倒すため冒険の旅に出よう」と記されており、三悪人の名称には「竜」「龍」の表記揺れがあります(原作でも同様の揺れが見られます)。

修行寺から出発し、南の村・荒野・各地のフィールドを旅しながらアイテムを集め、NPCから情報を得ながら進む構成で、各地で出会う敵をバトルで倒していくという流れです。


第4章|ゲームシステム詳細|アドベンチャー+格闘バトルのハイブリッド

フィールドのアドベンチャーパート

本作のフィールド探索は、コマンド選択式のアドベンチャーゲームとして機能しています。レトロゲームの説明書保管庫によれば「マップはアドベンチャーゲーム風で、話したい人・行きたい場所・調べたい場所にカーソルを合わせてAボタンでクリックする方式」を採用しています。

また、ピコピコ大百科でも「コマンド選択式のアドベンチャーで謎を解き」と明記されており、フィールドでの行動がアドベンチャーゲームの文法に沿って設計されていることが確認できます。

NAVER まとめ(攻略資料)によれば、ゲームの序盤では以下のような流れで進行します。

  • 修行寺を出て南へ向かい村に入る
  • 修行寺南の村で「悪党になった息子に渡してと”おまもり”をもらう」
  • 修行寺南西の荒野で雑魚敵「ちんぴら」を相手に「しゅぎょうど(レベル)」をMAXまでアップさせる

この「しゅぎょうど」はゲームにおけるレベルに相当する概念で、雑魚敵との戦闘を繰り返すことで上昇します。修行を重ねてから次のエリアに進む、という修行者としての姿勢をゲームシステムとして表現した設計といえます。

対戦格闘風のバトルシステム

敵との戦闘場面は、アドベンチャーパートとは大きく異なるバトル画面に切り替わります。レトロゲームの説明書保管庫によれば「バトルは対戦格闘風で、上段・下段攻撃やガード、必殺技を駆使して敵を倒す」という設計です。

ピコピコ大百科でも「画面上の敵との戦闘シーンはライフメーター制のアクションで展開する」と記されており、体力ゲージの残量を管理しながら戦うシステムであることが確認できます。

NAVER まとめの攻略情報には「キックを2〜3回ガードさせてから、パンチを出すと高確率でヒットする」というコンボ的な戦術も記録されており、単純な連打ではなく上段・下段の使い分けが求められる深みのある格闘システムが採用されています。

難所|ノーヒントとマップの複雑さ

本作がクリアの困難なゲームとして知られる最大の要因は、アドベンチャーパートのヒントの少なさです。レトロゲームの説明書保管庫では「次に何処へ行けばいいのかほぼノーヒント、マップが広いわりに移動速度が遅い、そもそもマップの入り口と出口もわかりにくい等の難点があり非常にストレスが溜まる。事前に攻略情報を入手しておくことを強く推奨する」と述べられています。

2MBという当時のファミコンソフトとしては大容量の構成(容量2MB+64KRAM)に見合った広いゲームフィールドが設けられていましたが、その広さがかえってプレイヤーを迷わせる要因ともなっていました。


第5章|原作の三悪人|金龍・白龍・黒龍について

ゲームの最終目標となる三悪人「金龍・白龍・黒龍」は、いずれも原作漫画に登場するキャラクターです。Wikipedia(Weblio辞書転載)で確認できるラーメンマンの師匠「老師」についての記述によれば、老師は「超人拳法102番目の伝承者」であり「100歳を超える老人でありながら『拳聖』と呼ばれる達人」として描かれています。

老師がラーメンマンに授ける「闘龍極意書」がゲームの旅立ちのきっかけとなっており、この師弟関係と「超人一〇二芸の習得」というテーマがゲーム全体の軸となっています。


第6章|当時の評価と「難易度」をめぐる評判

本作はファミコンソフト一覧(mobajie.com)のユーザー投票で「良ゲー8票・クソゲー20票・合計28票」という結果となっており、批判的な評価が多数を占めています。

ただし批判の多くは「ゲームそのものへの興味のなさ」よりも「攻略情報なしでのクリアの困難さ」に向けられているものが多く、レトロゲームの説明書保管庫でも「パッと見では凝ったシステム」と評価した上で、難点として道に迷いやすさを挙げています。

一方で、アドベンチャーパートと格闘バトルを組み合わせた設計自体は1988年当時のキャラゲーとしては挑戦的であり、容量2MB+64KRAMという当時の水準を超えた仕様も合わせて、開発側の意欲は認められる作品です。


第7章|原作アニメとの連動|1988年という時代

本作が発売された1988年は、原作漫画「フレッシュジャンプ」での連載がほぼ終盤を迎え、アニメ版も放映されていた時期にあたります。バンダイは同年にゲーム化することで、アニメ視聴者層へのアピールも意図していたと考えられます。

1988年という年は、ファミコン市場において多くのジャンプ系漫画原作ゲームが発売された時代でもあり、本作はその流れの中に位置する一本です。ゆでたまごの双璧をなすもう一つの代表作『キン肉マン』のファミコン版ゲームはすでにバンダイから複数発売されており、本作はそのスピンオフキャラクターを扱ったという意味でも特別な位置づけを持っています。


第8章|現在のレトロゲームとしての価値

定価5,800円で発売された本作は、現在のレトロゲーム市場では比較的入手しやすいタイトルの一つとなっています。駿河屋ではソフト単体(箱説なし)の販売事例が確認されており、入手自体は難しくありません。

一方で、箱・説明書付きの完品は流通量が限られており、バンダイのジャンプ系キャラクターゲームとして収集対象とするコレクターからは一定の需要があります。

原作漫画『闘将!!拉麺男』は、現在でも電子書籍等での復刊が進められており、原作ファンが改めてゲーム版に触れようとするケースも見られます。攻略情報を事前に準備した上でプレイすることで、当時では体験しきれなかったゲームの全貌を楽しめる一本としてレトロゲームファンの間で語り継がれています。


まとめ|ゆでたまご原作、1988年の意欲的なハイブリッドゲーム

『闘将!!拉麺男 炸裂超人一〇二芸』は、1988年8月10日にバンダイからファミリーコンピュータ向けに定価5,800円で発売されたアクションアドベンチャーゲームです。ゆでたまご原作の漫画『闘将!!拉麺男』を題材に、修行寺を旅立ったラーメンマンが脱走した三悪人を追う物語を、コマンド選択式アドベンチャーと対戦格闘バトルのハイブリッドシステムで描いた意欲作です。

ノーヒントのアドベンチャー部分とマップの複雑さが難点として指摘されてきた本作ですが、容量2MB+64KRAMという当時の水準を超えた仕様と、格闘バトルの戦略性は今日でも評価されています。原作ファンにとっては金龍・白龍・黒龍との決戦を体験できる貴重な一本として、ぜひ攻略情報を手元に置きながら挑戦してみてください。


本記事に記載の発売日・価格・容量・ゲームシステムは、ピコピコ大百科、ファミコンソフト一覧データベース(mobajie.com)、レトロゲームの説明書保管庫、NAVER まとめ(攻略資料)、Wikipedia(闘将!!拉麺男の項目・Weblio辞書転載)、ピクシブ百科事典に基づいております。

(出典 Youtube)


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