ドラゴンスレイヤーIV ドラスレファミリーとは?ファミコン版の発売日と魅力を徹底解説

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※記事内の画像は全てイメージです。実際の製品・写真とは異なります。

ファミコンのアクションRPGと聞いて真っ先に思い浮かぶタイトルは人それぞれかと思いますが、日本ファルコムの人気シリーズがナムコから移植された一本があったことをご存知でしょうか。それが『ドラゴンスレイヤーIV ドラスレファミリー』です。家族全員でダンジョンに挑むという当時としては珍しいスタイルを持ち、ファミコン世代のプレイヤーに強い印象を残した作品でもあります。本記事では、発売日や基本データ、物語のあらすじ、ゲームシステムの特徴まで、公的な情報をもとに丁寧にまとめていきます。当時を懐かしみたい方も、これから初めて知る方も、ぜひ最後までご覧ください。

1、ドラゴンスレイヤーIV ドラスレファミリーとは

『ドラゴンスレイヤーIV ドラスレファミリー』は、日本ファルコムが手がけた人気シリーズ「ドラゴンスレイヤー」の第4弾にあたるアクションRPGです。もともとはパソコンのMSX2向けに制作された作品ですが、ファミコン向けにも移植され、発売元はナムコが担当しました。当時のナムコといえば『ゼビウス』や『ドルアーガの塔』、『プロ野球ファミリースタジアム』など数々のヒット作を送り出していたメーカーであり、そのナムコが日本ファルコムのブランドタイトルを世に送り出したという点でも、多くのファミコンユーザーの注目を集めました。パソコンゲームにあまり触れる機会がなかった子どもたちにとって、ファミコンというなじみ深いハードで「ドラゴンスレイヤー」ブランドに触れられたことは、大きな喜びだったと言えるでしょう。

2、発売日と基本データ

ファミコン版『ドラゴンスレイヤーIV ドラスレファミリー』は、1987年7月17日にナムコより発売されました。開発を手がけたのは日本ファルコムで、ジャンルはアクションRPGに分類されます。なお、本作はもともと1987年7月10日にMSX2向けとして先行発売されており、ファミコン版はそのわずか1週間後というほぼ同時期の発売でした。移植作にありがちな「遅れてやってきた作品」ではなく、オリジナル版とほぼ足並みを揃えて登場した点は、当時のプレイヤーにとって新鮮な驚きだったようです。シリーズとしては「ドラゴンスレイヤー」第4作にあたり、それまでのシリーズ作品とは異なる独自のシステムを取り入れたことでも知られています。

3、物語のあらすじ

物語は、ある日、一家で飼っている犬のポチが、ドラゴンの鱗をくわえて帰ってくる場面から始まります。実はその昔、一家の先祖が地中深くに封印したはずのドラゴンが、再び復活しようとしていたのです。この事実を知った父ゼムンと母メイヤは、ドラゴンを封じるべく地下のダンジョンへ向かう準備を始めます。子どもたちは「ドラゴンなんかに勝てるわけがない」と不安を口にしますが、ゼムンは「大丈夫、ドラゴンスレイヤーがある」と答え、一家でダンジョン攻略に挑む決意を固めます。RPGでありながら、家族というテーマを前面に押し出したストーリー構成は、当時のドラゴン退治ものの作品の中でも独特な位置づけとなっています。

4、ゲームシステムの特徴

本作最大の特徴は、一家全員で手分けをしながらダンジョンに潜り、鍵となるアイテム「クラウン」を探し出すという点にあります。最終的にはドラゴンを倒すための武器「ドラゴンスレイヤー」を手に入れることが目的です。ダンジョンは複数のブロックによって道がふさがれていたり、針の山が長く続いていたりと、ルートごとに異なる障害が用意されており、キャラクターの能力を活かした攻略が求められます。ゲーム開始時にはキャラクターを選択したのち、持ち込むアイテムを3個まで選ぶことができ、どの組み合わせで挑むかによって攻略の難易度が大きく変わってきます。落とし穴やブロックの配置に苦戦し、思うように進めなかったという当時のプレイヤーの声も多く、歯応えのあるバランスに仕上げられていたことがうかがえます。

5、家族それぞれの個性と攻略のカギ

『ドラスレファミリー』というタイトルが示す通り、本作では一家に属する複数のキャラクターを切り替えながらダンジョンを攻略していきます。それぞれのキャラクターには得意な行動や能力の違いが設定されており、パズルを解くような感覚でルートを選び、誰をどこで使うかを考えながら進めていく仕組みになっています。単純なアクションの上手さだけでなく、キャラクターの個性を理解し、状況に応じて使い分ける戦略性が求められる点は、シリーズの中でも本作ならではの魅力といえるでしょう。毒の状態異常が自然に消えるのを待つ場面があるなど、じっくり腰を据えて取り組む必要のある要素も存在し、単純明快なアクションゲームとは一線を画す骨太な作りになっています。

6、パッケージイラストとビジュアル

ファミコン版とMSX版で共通のパッケージイラストを手がけたのは、円英智さんです。円英智さんは、同じく日本ファルコムの作品『ロマンシア』のコミカライズなども手がけたイラストレーターで、本作のパッケージでは、それまでの日本ファルコム作品と比べてキャラクターを前面に押し出したデザインが採用されました。これは、ファミコンという年齢層の低いユーザーが多いハードを強く意識した結果とされています。家族というあたたかみのあるテーマと、キャラクターを大きく描いたパッケージの雰囲気が合わさり、店頭で手に取りやすい印象を与えていたことがうかがえます。

7、『ゲームセンターCX』での挑戦エピソード

本作は、有野晋哉さんが番組内でレトロゲームに挑戦する人気企画『ゲームセンターCX』でも取り上げられたことがあります。2008年9月17日に放送された回では、有野晋哉さんが『ドラゴンスレイヤーIV ドラスレファミリー』に挑戦しました。限られた収録時間の中、ノーヒントでのクリアは難しいと判断され、番組スタッフがあらかじめマップやボス戦の攻略方法を用意した上で挑戦し、無事にクリアへとたどり着いています。この放送をきっかけに、本作の存在を初めて知ったという視聴者も少なくなく、知る人ぞ知る隠れた良作として再評価されるきっかけの一つになったと言えるでしょう。

8、シリーズの中での位置づけ

「ドラゴンスレイヤー」シリーズは、日本ファルコムを代表するタイトル群のひとつとして、パソコンゲームファンの間で長く親しまれてきました。しかし『ドラゴンスレイヤーIV ドラスレファミリー』が発売された当時は、同社の別作品『ソーサリアン』がゲーム雑誌で大きく取り上げられていた時期であり、さらに次回作となる『イース』の発売も控えていたことから、パソコンゲームファンの間では本作の存在があまり大きく話題にならなかったという背景もあります。一方で、家庭に広く普及していたファミコンで発売されたことにより、パソコンには触れたことのない子どもたちにも本作が届き、結果として「ファミコン世代にとって一番なじみ深いドラスレ」として記憶されることになりました。パソコン版とは異なる形で存在感を放った点も、本作ならではの歩みといえるでしょう。

9、まとめ

『ドラゴンスレイヤーIV ドラスレファミリー』は、1987年7月17日にナムコから発売されたファミコン用アクションRPGで、開発は日本ファルコムが手がけた作品です。家族全員でダンジョンに挑み、クラウンを集めてドラゴンスレイヤーを手に入れるという物語構成は、当時のRPGの中でも異彩を放っていました。キャラクターごとの個性を活かした攻略や、パズル的な要素を含むダンジョン構造など、単純なアクションゲームにとどまらない奥深さを持った作品です。『ゲームセンターCX』で取り上げられたことをきっかけに知ったという方も多いかもしれませんが、当時を知る世代にとっても、これから触れる方にとっても、一度は体験してみる価値のある一本といえるでしょう。

(出典 Youtube)


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